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Spanner インスタンスとデータベースの作成(コンソール)

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Spanner インスタンスとデータベースの作成(コンソール)

ラボ 1時間 universal_currency_alt クレジット: 1 show_chart 入門
info このラボでは、学習をサポートする AI ツールが組み込まれている場合があります。
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SCBL001

概要

このラボでは、Google Cloud コンソールを使用して Spanner インスタンスとデータベースを作成します。

目標

このラボでは、次の方法について学びます。

  • シンプルな Spanner インスタンスを作成する。
  • Spanner の構成オプションを比較する。
  • コンソールを使用して Spanner データベースを作成する。
  • PostgreSQL 言語を使用して Spanner データベースを作成する。

設定と要件

[ラボを開始] ボタンをクリックする前に

こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。

このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ご自身でラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。

このラボを完了するためには、下記が必要です。

  • 標準的なインターネット ブラウザ(Chrome を推奨)
注: このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウントの競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。
  • ラボを完了するための時間(開始後は一時停止できません)
注: すでに個人の Google Cloud アカウントやプロジェクトをお持ちの場合でも、このラボでは使用しないでください。アカウントに追加料金が発生する可能性があります。

Google Cloud Shell の有効化

Google Cloud Shell は、デベロッパー ツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。Google Cloud Shell では、コマンドラインで GCP リソースにアクセスできます。

GCP Console の右上のツールバーにある [Cloud Shell をアクティブにする] ボタンをクリックします。

Cloud Shell アイコン

[続行] をクリックします。

cloudshell_continue

環境のプロビジョニングと接続には少し時間がかかります。接続すると、すでに認証されており、プロジェクトは PROJECT_ID に設定されています。例えば:

Cloud Shell 端末

gcloud は Google Cloud Platform のコマンドライン ツールです。このツールは、Cloud Shell にプリインストールされており、タブ補完がサポートされています。

次のコマンドを使用すると、有効なアカウント名を一覧表示できます。

gcloud auth list

出力:

ACTIVE: *
ACCOUNT: student-01-xxxxxxxxxxxx@qwiklabs.net
To set the active account, run:
    $ gcloud config set account `ACCOUNT`
	

次のコマンドを使用すると、プロジェクト ID を一覧表示できます。

gcloud config list project
	

出力:

[core]
project = <project_ID>
	

出力例:

[core]
project = qwiklabs-gcp-44776a13dea667a6
	

タスク 1. シンプルな Spanner インスタンスを作成する

  1. Google Cloud コンソールのタイトルバーで、ナビゲーション メニューナビ メニュー アイコン)をクリックします。データベース セクションまでスクロールして、[Spanner] をクリックします。

  2. [プロビジョニングされたインスタンスを作成] ボタンをクリックし、インスタンス名を「my-first-instance」にします。[構成を選択] プルダウンからリージョン を選択し、[作成] をクリックします。

  3. インスタンスが作成されるまで待ちます。作成が終わると、[インスタンスの概要] ページにリダイレクトされます。[データベースを作成] ボタンをクリックします。このボタンは、一番下までスクロールしないと見つからない場合があります。データベースに「my-database」という名前を付け、[Google 標準 SQL] を選択します。次に、下にスクロールして [作成] ボタンをクリックします。

  4. 左側のリストメニューで [Spanner Studio] をクリックします。

  5. 上部のリボンで青い [+] アイコンをクリックします。

  6. 次の CREATE TABLE ステートメントを入力し、[実行] ボタンをクリックします。

CREATE TABLE MyTable ( TableID INT64 NOT NULL, Field1 STRING(MAX) NOT NULL ) PRIMARY KEY (TableID);
  1. オペレーションが完了するのを待ちます。作成したテーブルが、そのデータベースのテーブルのリストに表示されます。左側の [エクスプローラ] メニューの [テーブル] セクションを開いて、テーブル名を確認します。

  2. [クエリをクリア] をクリックし、次の INSERT クエリを実行して、新しいテーブルに行を追加します。構文エラーがなければ、行が 1 行挿入されたことを伝えるメッセージが表示されます。このクエリでは、単にレコードを挿入します。

INSERT INTO MyTable (TableID, Field1) VALUES (1, "Here is some data");
  1. 前の手順を繰り返し、さらにレコードをいくつか追加します。TableID フィールドを毎回変更してレコードが一意になるようにしてください。Field1 には任意の値を入力できます。レコードを 2~3 個追加します。

  2. [クエリをクリア] をクリックし、次の SELECT クエリを実行します。

SELECT * FROM MyTable;
  1. コンソールで結果を確認します。

クエリ結果

タスク 2. Spanner の構成オプションを確認する

  1. Spanner ワークスペースの左上にある [すべてのインスタンス] リンクをクリックします。

  2. [インスタンスを作成] ボタンをクリックし、インスタンス名を「my-second-instance」にします。

  3. [構成を選択] セクションで、[リージョン構成の比較] ボタンをクリックします。

    表示されたペインで、比較する 2 つの構成を選択します。最初のプルダウンで、リージョン構成 us-central1 (Iowa) を選択します。2 つ目のプルダウンで、マルチリージョン構成 nam3 (Northern Virginia/South Carolina/Iowa) を選択します。
    レプリカ、可用性、費用の違いをメモします。
    最初のプルダウンをマルチリージョン構成 nam-eur-asia1 (Iowa/Oklahoma/Belgium/Taiwan/South Carolina) に変更し、2 つのマルチリージョン構成でレプリカと費用を比較します。
  4. [リージョン構成の比較] ペインを閉じます。構成画面に戻り、構成を [リージョン] と [] に設定します。

  5. [コンピューティング容量の割り当て] セクションで、[単位] プルダウンを [ノード] に変更します。

  6. [概要] セクションにある、費用と最大ストレージ容量をメモします。ノードの数を増やして、費用と容量の変化を確認します。

  7. [コンピューティング容量の割り当て] セクションで、[単位] プルダウンを [処理ユニット] に変更します。処理ユニットは 100 単位で追加されます。値を 100 に設定します(これは、設定可能な最小の Spanner インスタンスです)。

  8. 費用と容量をメモします。[作成] をクリックしてインスタンスを作成します。

タスク 3. Pets データベースを作成する

  1. 先ほどと同じように、2 つ目のインスタンスに pets-db というデータベースを作成します。

  2. Spanner Studio で次の DDL コードを使用して、Owners テーブルと Pets テーブルをデータベースに追加します。

CREATE TABLE Owners ( OwnerID STRING(36) NOT NULL, OwnerName STRING(MAX) NOT NULL ) PRIMARY KEY (OwnerID); CREATE TABLE Pets ( PetID STRING(36) NOT NULL, OwnerID STRING(36) NOT NULL, PetType STRING(MAX) NOT NULL, PetName STRING(MAX) NOT NULL, Breed STRING(MAX) NOT NULL, ) PRIMARY KEY (PetID);
  1. ラボの先ほどの手順と同様に、テーブルに飼い主とペットのレコードをいくつか追加します。参考までに、挿入クエリの例を以下に示します。
INSERT INTO Owners (OwnerID, OwnerName) VALUES ("ca9fdb5c-97b5-4030-91f2-5cf5d7573d59", "Doug"); INSERT INTO Pets (PetID, OwnerID, PetType, PetName, Breed) VALUES ("3be181a7-bafb-40f0-8068-7a021ed5794a", "ca9fdb5c-97b5-4030-91f2-5cf5d7573d59", "Dog", "Noir", "Schnoodle");

注: このデータベースの主キーは整数ではなく、36 文字の文字列です。これらのキーは、ユニバーサルな固有識別子(UUID)として使用することを想定しています。36 文字以下の一意な文字列を入力すれば機能します。適切な UUID を生成したい場合は、ブラウザで次のリクエストを実行するとページ上部に UUID が表示されます。

https://duckduckgo.com/?q=uuid

ボーナスタスク 4. PostgreSQL データベースを作成する

  1. Spanner インスタンスに「my-second-instance」という名前の 2 つ目のデータベースを作成します。データベースの名前を「pets-postgres」にします。今回は、データベース言語の選択を求められたら PostgreSQL を選択します。なお、[インスタンスの概要] ページが表示されていることを確認してください。[データベースを作成] ボタンをクリックします。

  2. PostgreSQL 構文を使用した Pets データベースの DDL コードは次のとおりです。Spanner Studio を使用して、前の手順と同じ方法でテーブルを作成します。

CREATE TABLE Owners ( OwnerID VARCHAR(36) PRIMARY KEY, OwnerName VARCHAR(1024) NOT NULL ); CREATE TABLE Pets ( PetID VARCHAR(36) NOT NULL, OwnerID VARCHAR(36) NOT NULL, PetType VARCHAR(1024) NOT NULL, PetName VARCHAR(1024) NOT NULL, Breed VARCHAR(1024) NOT NULL, PRIMARY KEY (PetID) );

これで完了です。Google Cloud コンソールを使用して Spanner インスタンスとデータベースを作成しました。

ラボを終了する

ラボでの学習が完了したら、[ラボを終了] をクリックします。ラボで使用したリソースが Qwiklabs から削除され、アカウントの情報も消去されます。

ラボの評価を求めるダイアログが表示されたら、星の数を選択してコメントを入力し、[送信] をクリックします。

星の数は、それぞれ次の評価を表します。

  • 星 1 つ = 非常に不満
  • 星 2 つ = 不満
  • 星 3 つ = どちらともいえない
  • 星 4 つ = 満足
  • 星 5 つ = 非常に満足

フィードバックを送信しない場合は、ダイアログ ボックスを閉じてください。

フィードバック、ご提案、修正事項がございましたら、[サポート] タブからお知らせください。

Copyright 2024 Google LLC All rights reserved. Google および Google のロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての社名および製品名は、それぞれ該当する企業の商標である可能性があります。

始める前に

  1. ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
  2. ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
  3. 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します

シークレット ブラウジングを使用する

  1. ラボで使用するユーザー名パスワードをコピーします
  2. プライベート モードで [コンソールを開く] をクリックします

コンソールにログインする

    ラボの認証情報を使用して
  1. ログインします。他の認証情報を使用すると、エラーが発生したり、料金が発生したりする可能性があります。
  2. 利用規約に同意し、再設定用のリソースページをスキップします
  3. ラボを終了する場合や最初からやり直す場合を除き、[ラボを終了] はクリックしないでください。クリックすると、作業内容がクリアされ、プロジェクトが削除されます

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既存のラボをすべて終了して、このラボを開始することを確認してください

シークレット ブラウジングを使用してラボを実行する

このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウントの競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。