
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Deploy the GKE cluster
/ 20
Create the Log-based alert
/ 10
Create a Docker repository
/ 10
Deploy the simple application that emits metrics
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Create the log-based metric
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Create the metrics-based alert
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Generate some errors
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ログベースの指標は、ログエントリの内容に基づく Cloud Monitoring の指標です。この指標は、トレンドを特定したり、ログから数値を抽出したりするうえで役立ちます。また、特定のイベントの指標を作成して、そのイベントのログエントリが発生するとトリガーされるアラートを設定することもできます。Cloud Monitoring では、システム定義とユーザー定義のログベースの指標を使用して、グラフとアラート ポリシーを作成できます。
ログベースの指標のインターフェースは、2 つの指標タイプ(システム定義とユーザー定義)のペインに分かれています。
システム定義のログベースの指標: Cloud Logging が提供しているもので、すべての Google Cloud プロジェクトで使用できます。Cloud Logging が取り込んだログのみから計算されます。取り込み対象から明示的に除外されているログは、これらの指標には含まれません。
ユーザー定義のログベースの指標: Google Cloud プロジェクト内のデータを追跡するためにユーザーが作成するものです。たとえば、特定のフィルタに一致するログエントリの数をカウントするログベースの指標を作成できます。
指標からアラートを作成することで、ログベースの指標に基づくアラート ポリシーを作成できます。
このラボでは、次の方法について学びます。
こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。
このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。
[Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。
[次へ] をクリックします。
その後次のように進みます。
その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。
Cloud Shell は、開発ツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。Cloud Shell を使用すると、コマンドラインで Google Cloud リソースにアクセスできます。
Google Cloud コンソールの上部にある「Cloud Shell をアクティブにする」アイコン をクリックします。
ウィンドウで次の操作を行います。
接続した時点で認証が完了しており、プロジェクトに各自の Project_ID、
gcloud
は Google Cloud のコマンドライン ツールです。このツールは、Cloud Shell にプリインストールされており、タブ補完がサポートされています。
出力:
出力:
gcloud
ドキュメントの全文については、gcloud CLI の概要ガイドをご覧ください。
このタスクでは、Google Kubernetes Engine(GKE)クラスタをデプロイします。このクラスタは、後のタスクでログベースの指標に使用します。
プロンプトが表示されたら [承認] をクリックします。
クラスタがデプロイされると、gmp-cluster
という名前のクラスタについて「STATUS: RUNNING」という出力が表示されます。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
ログベースのアラートを使用すると、ログに特定のメッセージが出力されるたびに通知を受け取ることができます。VM が停止した場合に通知するようにログベースのアラートを設定してみましょう。
Google Cloud コンソールのタイトルバーにある [検索] フィールドに「ログ エクスプローラ」と入力し、検索結果から [ログ エクスプローラ] をクリックします。
必要に応じて、[クエリを表示] スライドバーを有効にします。
クエリ ウィンドウに次のパラメータをコピーして貼り付け、ログベースのアラートを作成します。
[操作](結果セクションの上)から [ログアラートの作成] をクリックします。
次のパラメータを追加し、値を追加するごとに [次へ] をクリックすると、次のセクションが表示されます。
5分
、[インシデントの自動クローズ期間] は 1時間
を選択します。[次へ] をクリックします。
[Who should be notified?] については以下を行います。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このログベースのアラートをテストするには、VM を停止し、Logging でアラートが登録されているかどうかを確認します。
Google Cloud コンソールで新しいブラウザタブを開き、ナビゲーション メニュー > [Compute Engine] > [VM インスタンス] に移動します。
instance1 の横のチェックボックスをオンにして、ページ上部の [停止] をクリックします。ポップアップ ウィンドウでもう一度 [停止] をクリックします。
この処理には少し時間がかかる場合があります。インスタンスが停止すると、緑色のチェックマークが灰色の円に変わります。
コンソールのタイトルバーにある [検索] フィールドに「Monitoring」と入力し、検索結果から [Monitoring(インフラストラクチャとアプリケーションの品質チェック)] を選択します。
左側のペインの [検出] から [ロギング] を、さらに [検出] から [アラート] をクリックします。
アラートが登録されているのを確認できます。
[ポリシー] で [See all policies] をクリックすると、[stopped vm] という名前のログベースのアラートが表示されます。
このセクションでは、Artifact Registry 内に非公開 Docker リポジトリを作成し、その非公開リポジトリにイメージを追加します。リポジトリ名でイメージにタグを付け、宛先を指定して Artifact Registry に push する必要があります。
コンソールのタイトルバーにある [検索] フィールドに「Artifact Registry」と入力し、検索結果から [Artifact Registry] をクリックします。
Artifact Registry の [リポジトリ] ページで、リポジトリ docker-repo
が表示されていることを確認します。
Cloud Shell で、ストレージ バケットからビルド済みイメージを読み込みます。
flask-telemetry:v1
というタグを付けます。[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
ログベースの指標を使用すると、ログ内のエラーを追跡する指標を定義できます。この指標を活用して、類似の問題や現象が発生したときに、エンドユーザーが気付く前に事前に対応できます。
次のメッセージが表示されます。
/metrics
エンドポイントに指標を出力するアプリケーションを取得します。このステップでは、前のステップで push したイメージの名前を使用するように flask_deployment.yaml
を更新します。
flask_deployment.yaml
を開きます。<ARTIFACT REGISTRY IMAGE NAME>
は次のように置き換えます。以下のコマンドを実行して、/metrics
エンドポイントに指標を出力するシンプルなアプリケーションをデプロイします。
次の出力が表示されます。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
External-IP のアドレスが入力されるまでコマンドを再実行します。
次のコマンドを実行して、Python Flask アプリが指標を出力していることを確認します。
次の出力が表示されます。
[ログ エクスプローラ] に戻ります。
[操作] で [指標の作成] リンクをクリックします。
[ログベースの指標の作成] ページで、以下の情報を入力します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
[ロギング] の左のサイドメニューで、[構成] から [ログベースの指標] をクリックします。
[ユーザー定義の指標] で [hello-app-error] の その他の操作アイコン()をクリックし、[指標に基づいて通知を作成する] を選択します。
[Select a Metric] で、指標パラメータが自動的に入力されます。
このラボで作成したチャンネルを使用して通知を設定します。
アラート ポリシーを「log based metric alert」という名前にします。
[ポリシーを作成] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
次に、作成したログベースの指標に合致するエラーを生成し、指標に基づくアラートをトリガーします。
[ログ エクスプローラ] ページに戻り、左下の [重大度] に移動します。
[エラー] をクリックします。
ここで、「404 Error page not found
」エラーを探すことができます。404 エラー メッセージの一つを開いて、詳細な情報を表示します。
[Monitoring] ページに戻り、[アラート] をクリックします。
作成した 2 つのポリシーが表示されます。
[Alert policies] で [View all] をクリックします。
[インシデント] セクションに両方のアラートが表示されるはずです。
インシデントをクリックして詳細を確認します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このラボでは、ログベースのアラート、システム定義のログベースの指標、ユーザー定義のログベースの指標、指標に基づくアラートを作成しました。また、アラートをトリガーするためにエラーを生成しました。最後に、インシデントとアラートの詳細を確認する方法について学習しました。
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2025 年 4 月 21 日
ラボの最終テスト日: 2025 年 4 月 18 日
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