チェックポイント
Create a Cloud BigTable instance
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Create a table
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Delete the table
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Bigtable: Qwik Start - コマンドライン
GSP099
Cloud Bigtable は、Google が提供する NoSQL ビッグデータ データベース サービスで、検索、アナリティクス、マップ、Gmail など、多数の Google 主要サービスを支えているのと同じデータベースを使用しています。Bigtable は、低レイテンシ、高スループットを維持しつつ大量のワークロードを処理できるように設計されているため、IoT、ユーザー分析、金融データ解析など、データ操作用途でもデータ解析用途でも優れたツールとして機能します。
このラボでは、cbt
コマンドを使用して Cloud Bigtable インスタンスに接続する方法、基本的な管理タスクを実行する方法、テーブルのデータの読み取りや書き込みを行う方法について説明します。
設定と要件
Qwiklabs の設定
[ラボを開始] ボタンをクリックする前に
こちらの手順をお読みください。ラボの時間は記録されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] をクリックするとスタートするタイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しています。
この Qwiklabs ハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
必要なもの
このラボを完了するためには、下記が必要です。
- 標準的なインターネット ブラウザ(Chrome を推奨)
- ラボを完了するために十分な時間
注: すでに個人の Google Cloud アカウントやプロジェクトをお持ちの場合でも、ラボでは使用しないでください。
注: Chrome OS デバイスを使用している場合は、シークレット ウィンドウを開いてこのラボを実行してください。
Google Cloud Platform Console
ラボを開始して Google Cloud コンソールにログインする方法
-
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] パネルには、以下が表示されます。
- [Google コンソールを開く] ボタン
- 残り時間
- このラボで使用する必要がある一時的な認証情報
- このラボを行うために必要なその他の情報(ある場合)
-
[Google コンソールを開く] をクリックします。 ラボでリソースが起動し、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
注: [アカウントの選択] ダイアログが表示されたら、[別のアカウントを使用] をクリックします。 -
必要に応じて、[ラボの詳細] パネルから [ユーザー名] をコピーして [ログイン] ダイアログに貼り付けます。[次へ] をクリックします。
-
[ラボの詳細] パネルから [パスワード] をコピーして [ようこそ] ダイアログに貼り付けます。[次へ] をクリックします。
重要: 認証情報は左側のパネルに表示されたものを使用してください。Google Cloud Skills Boost の認証情報は使用しないでください。 注: このラボでご自身の Google Cloud アカウントを使用すると、追加料金が発生する場合があります。 -
その後次のように進みます。
- 利用規約に同意してください。
- 一時的なアカウントなので、復元オプションや 2 要素認証プロセスは設定しないでください。
- 無料トライアルには登録しないでください。
その後このタブで Cloud Console が開きます。
Cloud Shell
Google Cloud Shell の有効化
Google Cloud Shell は、デベロッパー ツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。Google Cloud Shell では、コマンドラインで GCP リソースにアクセスできます。
GCP Console の右上のツールバーにある [Cloud Shell をアクティブにする] ボタンをクリックします。
[続行] をクリックします。
環境のプロビジョニングと接続には少し時間がかかります。接続すると、すでに認証されており、プロジェクトは PROJECT_ID に設定されています。例えば:
gcloud
は Google Cloud Platform のコマンドライン ツールです。このツールは、Cloud Shell にプリインストールされており、タブ補完がサポートされています。
次のコマンドを使用すると、有効なアカウント名を一覧表示できます。
gcloud auth list
出力:
ACTIVE: *
ACCOUNT: student-01-xxxxxxxxxxxx@qwiklabs.net
To set the active account, run:
$ gcloud config set account `ACCOUNT`
次のコマンドを使用すると、プロジェクト ID を一覧表示できます。
gcloud config list project
出力:
[core]
project = <project_ID>
出力例:
[core]
project = qwiklabs-gcp-44776a13dea667a6
Cloud Bigtable インスタンスを作成する
GCP Console のナビゲーション メニューにアクセスし、[ストレージ] セクションの [Bigtable]、[インスタンスを作成] の順にクリックします。
インスタンスのフィールドに次のように入力します。
名前: Quickstart instance
インスタンスのタイプ: 開発
リージョン: us-east1
ゾーン: us-east1-c
[完了]、[作成] の順にクリックしてインスタンスを作成します。
インスタンスに接続する
Cloud Shell で、ご自分のプロジェクトとインスタンスを使用するように cbt
を構成します。これを行うには、.cbtrc
ファイルを開き、[PROJECT_ID]
を Qwiklabs でプロビジョニングした GCP プロジェクト ID に置き換えます。この ID は Qwiklabs ラボのスタートページからコピーできます。
echo project = [PROJECT_ID] > ~/.cbtrc
echo instance = quickstart-instance >> ~/.cbtrc
これで cbt
コマンドを使用できるようになりました。
データの読み取りと書き込み
Cloud Bigtable では、いくつもの行で構成されたテーブルにデータが格納されます。各行は行キーによって識別されます。
各行内のデータは、列ファミリーや列のグループに整理されます。列ファミリー内の個々の列は列修飾子によって識別されます。
セルとは、行と列が交差する部分です。各セルに格納できる値は 1 つですが、その値は複数のバージョンを持つことができます。
my-table
という名前のテーブルを作成します。
cbt createtable my-table
テーブルの一覧を表示します。
cbt ls
コマンドによって次のような出力が表示されます。
my-table
cf1
という名前の列ファミリーを 1 つ追加します。
cbt createfamily my-table cf1
列ファミリーを一覧表示します。
cbt ls my-table
コマンドによって次のような出力が表示されます。
Family Name GC Policy
----------- ---------
cf1 <never>
列ファミリー cf1
と列修飾子 c1
を使用して、行 r1
に test-value
という値を入れます。
cbt set my-table r1 cf1:c1=test-value
cbt read
コマンドを使用して、テーブルに追加したデータを読み取ります。
cbt read my-table
Shell によって次のような出力が表示されます。
----------------------------------------
r1
cf1:c1 @ 2016/10/31-15:05:38.840000
"test-value"
テーブル my-table
を削除します。
cbt deletetable my-table
cbt
コマンドラインを使って、Bigtable にアクセスすることができました。
これで完了です
クエストの終了
Baseline: Data, ML, AI でクエストを続行します。クエストとは、学習パスを構成する一連のラボです。完了すると、その成果が認められて上のバッジが贈られます。バッジは公開して、オンライン レジュメやソーシャル メディア アカウントにリンクすることができます。このラボを終えてこちらのクエストに登録すれば、すぐにクレジットを受け取ることができます。受講可能なその他の Qwiklabs のクエストも併せてご確認ください。
次のステップと詳細情報
このラボは、Google Cloud が提供する多くの機能を体験できる「Qwik Starts」と呼ばれるラボシリーズの一部です。ラボカタログで「Qwik Starts」を検索し、興味のあるラボを探してみてください。
Google Cloud Training & Certification
Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。このクラスでは、必要な技術力とベスト プラクティスを習得し、継続的に学習することができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、仮想環境など、多忙なスケジュールに対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud の技術のスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2018 年 10 月 12 日
ラボの最終テスト日: 2018 年 10 月 12 日
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