
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Manipulate data
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Find and replace data
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Retrieve data using VLOOKUP and QUERY
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Use VLOOKUP with IF and ISERROR
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このラボでは、架空のビジネス シナリオを読んでラボのさまざまなアクティビティを完了し、登場人物が Google スプレッドシートを活用できるよう支援します。
Thomas Omar 氏と Seroja Malone 氏は、世界各国の味やノスタルジックなパンと焼き菓子が大好きだったことから、小さな家族経営の会社として On the Rise Bakery を立ち上げました。ニューヨーク市から北米全土に事業を拡大し、今では世界中にベーカリーを展開しています。会社が成長するにつれ、複数の事業所の日々の業務を監督するスタッフを雇用しました。
このラボでは、Google スプレッドシートを検索して、On the Rise Bakery が顧客に配達日の変更を伝えられるよう支援します。
Google スプレッドシートを初めてご利用になる場合は、次のコースを受講することをおすすめします: Google Sheets、Google Sheets - Advanced Topics。
次のラボも役に立つかもしれません: Google スプレッドシート: スタートガイド。
こちらの手順をお読みください。ラボの時間は記録されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] をクリックするとタイマーが開始され、Google Workspace リソースを利用できる時間が表示されます。
この Google Workspace ハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。そのため、ラボの受講中に Google Workspace にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
準備ができたら、左上のパネルの [ラボを開始] をクリックします。
[ラボの詳細] ペインに、このラボで Gmail にログインするために必要な一時的な認証情報が表示されます。
ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。
[Google ドライブを開く] をクリックします。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[次へ] をクリックします。
指示に従ってすべての利用規約に同意します。
Google ドライブが開き、受講者用 Google アカウントにログインできました。
このタスクでは、SPLIT 関数と TRANSPOSE 関数を使用して、On the Rise Bakery がスプレッドシートをわかりやすい形に更新できるよう支援します。
このラボのスプレッドシートを使用するには、Google ドライブに移動し、あらかじめ用意されている On the Rise Bakery Bulk Orders ファイルをダブルクリックして開きます。
[Bulk Orders] シートのセル B1 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =SPLIT(A1, ",")。
[Bulk Orders] シートには、顧客からの注文がカンマ区切り値として含まれています。SPLIT 関数を使用すると、指定した文字または文字列の前後でテキストが分割されて、各部分がその行の個別のセルに配置されます。
列の残りの部分に数式を適用するには、セル B1 を選択し、セルの右下にある小さな青いボックスをダブルクリックします。
または、セルの小さな青いボックスをクリックしてカーソルを下にドラッグします。
列 A のラベルを右クリックして [列を非表示] をクリックします。
カンマ区切りのテキストなど、明確に定義されたデータを、SPLIT 関数を使わずに複数の列に分割することもできます。上部で [データ] > [テキストを列に分割] をクリックします。
列のサイズを調整するには、列 D と列 E のラベルの間の分割線にポインタを合わせて、青い線が表示されたらダブルクリックします。
列や行のテキストが完全に表示されるようにサイズを変更できます。
スプレッドシートの下部で、「New Order」というラベルが付いたシートをクリックして、1 人の顧客のレコードを表示します。
データが行ではなく列に配置されていることに注目してください。
セル A8 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =TRANSPOSE(A1:A7)。
TRANSPOSE 関数は、データを再配置して行と列の位置を入れ替えます。
セル A8:G8 をコピーします。
[Bulk Orders] シートに戻り、セル B101 をクリックしてデータを貼り付けます。
データを貼り付けると、クリップボード()が表示されます。
クリップボードの横にあるプルダウンをクリックして、[値のみ貼り付け] を選択します。
これにより、セルに表示されているデータのみが貼り付けられます。基になる関数やセル参照は貼り付けられません。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、スタッフが検索置換機能と SUBSTITUTE 関数の両方を使用してレコードを更新できるよう支援します。
On the Rise Bakery のスタッフがマフィンの新商品をメニューに追加しています。既存の注文はすべてブルーベリー マフィンの注文です。スタッフが [Bulk Orders] シートを更新してマフィンの種類を指定できるよう支援します。
検索置換機能は、FIND 関数や SEARCH 関数とは異なります。これらの関数は、テキスト内で文字列が最初に見つかった位置を返します。
11 月 6 日は公休日なので、On the Rise Bakery は通常より早く閉店します。そのため、この日にスケジュールされているすべての注文を 7 日にスケジュールし直す必要があります。
セル I1 に次の文字列を貼り付けるか入力します: Adjusted Delivery Date。
セル I2 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =SUBSTITUTE(F2,"Nov-6","Nov-7")。
この SUBSTITUTE 関数は、指定されたテキストをセル F2 で検索します。Nov-6 の完全一致が見つかると、その日付を Nov-7 に変更します。一致が見つからない場合は、列 F の対応するセルの値が表示されます。
列 I の残りのセルにこの数式を適用します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
On the Rise Bakery のスタッフは、顧客からの問い合わせへの対応などの業務を遂行するためにスプレッドシートを検索する必要があります。このタスクでは、VLOOKUP 関数と QUERY 関数を使用してスプレッドシートのデータを取得します。
On the Rise Bakery に顧客から配達予定日の問い合わせがありました。VLOOKUP を使用すると、行の関連情報を検索できます。
セル J2 に次の文字列を貼り付けるか入力します: Georgia Nkosi。
セル K2 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =VLOOKUP(J2, G2:I100, 3, False)。
VLOOKUP 関数には 3 つのパラメータが必要です。検索に使用するキー、検索する範囲、検索する情報の列番号の 3 つです。4 つ目は省略可能なパラメータです。
列番号は、指定した範囲の相対番号です。この数式で「Adjusted Delivery Date」が 3 番目の列として指定されているのは、VLOOKUP で使用される範囲が列 G で始まっているからです。
On the Rise Bakery では、500 ドル以上の買い物をしたすべての顧客に、将来の買い物に使える割引コードをメールで送信したいと考えています。このタスクでは、メールアドレスのリストを取得します。
スプレッドシートの左下にあるシートを追加アイコン(+)をクリックして、新しいシートを追加します。
新しいシートの名前を右クリックして [名前を変更] をクリックし、「Discount」と入力します。
[Discount] シートのセル A1 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =QUERY('Bulk Orders'!$B$2:$I$100, "select H where E > 500")
。
QUERY 関数では Google Visualization API クエリ言語が使用されており、範囲と検索条件の両方が必要です。
別のシートに含まれているデータを参照する際には、ソースシートの名前を含め、末尾に感嘆符を追加します。シート名に英数字以外の記号(スペースなど)が含まれている場合は、(上記のクエリ ステートメントのように)単一引用符で囲みます。
(省略可)顧客の消費額が 750 ドルを超えている場合にのみメールアドレスを取得するようにクエリ ステートメントを変更します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
タスク 3 では、注文に関する情報を VLOOKUP で正常に取得できましたが、このタスクでは、VLOOKUP でデータを検索してレコードが見つからなかった場合にできることを確認します。
[Bulk Orders] シートのセル J3 に次の名前を入力します: Alexander Jorgenson。
セル K3 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =VLOOKUP(J3, B2:I100)。
セルに #N/A というテキストが表示され、セルの右上に赤いエラーフラグが表示されます。
赤いエラーフラグにポインタを合わせてエラー メッセージを確認します。
セル K3 の数式がエラーになるのは、使用されている引数(入力値)が必要な数より少ないためです。
セル K3 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =VLOOKUP(J3, B2:I100, 8)。
この更新された数式には引数が 3 つ含まれています。最後の引数は、取得するデータの列番号です。
赤いエラーフラグに再度ポインタを合わせます。
更新されたエラー メッセージが表示されます。
スプレッドシートで関数や数式を使用する際にはさまざまなエラーが発生します。エラーが発生したら、問題を把握するためにメッセージ全体をよく読んでください。Google スプレッドシートの関数リストで関数の使用方法を参照することもできます。
セル K4 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =ISERROR(K3)。
ISERROR 関数は、指定された値がエラーかどうかを確認します。
セル K3 に次の文字列を貼り付けるか入力します: =IFERROR(VLOOKUP(J3, B3:I100, 8), "Record not found")。
セルに赤いエラーフラグが表示されなくなります。セル K3 と K4 の値の変化にも注目してください。
IFERROR は、最初の引数がエラー値かどうかを評価します。エラー値でない場合はその引数を返し、エラー値の場合は 2 番目の引数を返します。「Record not found」というテキストが表示されるのはそのためです。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このラボでは、関数を使用してデータを再配置、検索、置換する方法を学びました。また、スプレッドシートのエラーをデバッグする方法も学びました。
Google スプレッドシートについて詳しくは、以下をご覧ください。
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。クラスでは、技術スキルとベスト プラクティスを迅速に身につけ、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2024 年 2 月 20 日
ラボの最終テスト日: 2022 年 8 月 30 日
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