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既存の Prometheus モニタリング ワークロードを Google Cloud に移行する

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既存の Prometheus モニタリング ワークロードを Google Cloud に移行する

ラボ 1時間 30分 universal_currency_alt クレジット: 1 show_chart 入門
info このラボでは、学習をサポートする AI ツールが組み込まれている場合があります。
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GSP1025

Google Cloud セルフペース ラボのロゴ

概要

セルフデプロイのデータ収集では、Prometheus 環境を通常どおりユーザー自身で管理します。アップストリーム Prometheus との唯一の違いは、アップストリーム Prometheus バイナリではなく、Managed Service for Prometheus のドロップイン置換バイナリを実行する点です。

このラボでは、セルフデプロイのデータ収集モードで Managed Service for Prometheus を使用する方法を学びます。マネージドなデータ収集も利用できます。

目標

このラボでは、次の方法を学びます。

  1. Managed Service for Prometheus をデプロイする
  2. 指標をスクレイピングするためのセルフマネージドなデータ収集を作成する
  3. Grafana を使用して Prometheus 指標データをクエリする

設定と要件

[ラボを開始] ボタンをクリックする前に

こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。

このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。

このラボを完了するためには、下記が必要です。

  • 標準的なインターネット ブラウザ(Chrome を推奨)
注: このラボの実行には、シークレット モード(推奨)またはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウント間の競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生しないようにすることができます。
  • ラボを完了するための時間(開始後は一時停止できません)
注: このラボでは、受講者アカウントのみを使用してください。別の Google Cloud アカウントを使用すると、そのアカウントに料金が発生する可能性があります。

ラボを開始して Google Cloud コンソールにログインする方法

  1. [ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。

    • [Google Cloud コンソールを開く] ボタン
    • 残り時間
    • このラボで使用する必要がある一時的な認証情報
    • このラボを行うために必要なその他の情報(ある場合)
  2. [Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。

    ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。

    ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。

    注: [アカウントの選択] ダイアログが表示されたら、[別のアカウントを使用] をクリックします。
  3. 必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。

    {{{user_0.username | "Username"}}}

    [ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。

  4. [次へ] をクリックします。

  5. 以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。

    {{{user_0.password | "Password"}}}

    [ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。

  6. [次へ] をクリックします。

    重要: ラボで提供された認証情報を使用する必要があります。Google Cloud アカウントの認証情報は使用しないでください。 注: このラボでご自身の Google Cloud アカウントを使用すると、追加料金が発生する場合があります。
  7. その後次のように進みます。

    • 利用規約に同意してください。
    • 一時的なアカウントなので、復元オプションや 2 要素認証プロセスは設定しないでください。
    • 無料トライアルには登録しないでください。

その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。

注: Google Cloud のプロダクトやサービスにアクセスするには、ナビゲーション メニューをクリックするか、[検索] フィールドにサービス名またはプロダクト名を入力します。 ナビゲーション メニュー アイコンと検索フィールド

Cloud Shell をアクティブにする

Cloud Shell は、開発ツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。Cloud Shell を使用すると、コマンドラインで Google Cloud リソースにアクセスできます。

  1. Google Cloud コンソールの上部にある「Cloud Shell をアクティブにする」アイコン 「Cloud Shell をアクティブにする」アイコン をクリックします。

  2. ウィンドウで次の操作を行います。

    • Cloud Shell 情報ウィンドウで操作を進めます。
    • Cloud Shell が認証情報を使用して Google Cloud API を呼び出すことを承認します。

接続した時点で認証が完了しており、プロジェクトに各自の Project_ID が設定されます。出力には、このセッションの PROJECT_ID を宣言する次の行が含まれています。

Your Cloud Platform project in this session is set to {{{project_0.project_id | "PROJECT_ID"}}}

gcloud は Google Cloud のコマンドライン ツールです。このツールは、Cloud Shell にプリインストールされており、タブ補完がサポートされています。

  1. (省略可)次のコマンドを使用すると、有効なアカウント名を一覧表示できます。
gcloud auth list
  1. [承認] をクリックします。

出力:

ACTIVE: * ACCOUNT: {{{user_0.username | "ACCOUNT"}}} To set the active account, run: $ gcloud config set account `ACCOUNT`
  1. (省略可)次のコマンドを使用すると、プロジェクト ID を一覧表示できます。
gcloud config list project

出力:

[core] project = {{{project_0.project_id | "PROJECT_ID"}}} 注: Google Cloud における gcloud ドキュメントの全文については、gcloud CLI の概要ガイドをご覧ください。

タスク 1. GKE クラスタをデプロイする

  1. ラボを設定するために、基本的な GKE クラスタをデプロイする
gcloud container clusters create gmp-cluster --num-nodes=3 --zone={{{project_0.default_zone | ZONE}}} gcloud container clusters get-credentials gmp-cluster --zone={{{project_0.default_zone | ZONE}}}

2. Namespace gmp-test を作成する

kubectl create ns gmp-test

タスク 2. アプリケーションをデプロイする

このサンプル アプリケーションは、指標ポートに Prometheus 指標を送信します。このアプリケーションは 3 つのレプリカを使用します。

kubectl -n gmp-test apply -f https://raw.githubusercontent.com/GoogleCloudPlatform/prometheus-engine/v0.4.3-gke.0/examples/example-app.yaml

タスク 3. Prometheus をデプロイする

  • 次のコマンドを実行して指標を取り込みます。
kubectl -n gmp-test apply -f https://raw.githubusercontent.com/GoogleCloudPlatform/prometheus-engine/v0.4.3-gke.0/examples/prometheus.yaml kubectl -n gmp-test get pod

デプロイが成功すると、次のような出力が表示されます。すべての Pod のステータスが「Running」になるまで待ちます。

NAME READY STATUS RESTARTS AGE prom-example-84c6f547f5-fglbr 1/1 Running 0 5m prom-example-84c6f547f5-jnjp4 1/1 Running 0 5m prom-example-84c6f547f5-sqdww 1/1 Running 0 5m prometheus-test-0 2/2 Running 1 3m

タスク 4. Prometheus 指標

次のコマンドを実行し、Prometheus 指標 API を使用して指標を表示できることを確認します。

  1. 環境変数を設定する
export PROJECT_ID=$(gcloud config get-value project)
  1. 次の curl コマンドを使用する
curl https://raw.githubusercontent.com/GoogleCloudPlatform/prometheus-engine/v0.4.3-gke.0/examples/frontend.yaml | sed "s/\$PROJECT_ID/$PROJECT_ID/" | kubectl apply -n gmp-test -f -
  1. ポートを転送して Prometheus 指標 UI を表示する
kubectl -n gmp-test port-forward svc/frontend 9090
  1. Cloud Shell エディタの「ウェブでプレビュー」アイコンを使用してポートを 9090 に変更し、指標を表示する
Prometheus がデプロイされているか確認する 指標が表示されるか確認する

タスク 5. Grafana をデプロイする

注: 以下のコマンドを実行するには、新しい Cloud Shell タブ(+)を開きます。
  1. kube-prometheus リポジトリのクローンを作成する
git clone https://github.com/prometheus-operator/kube-prometheus.git
  1. ディレクトリを kube-prometheus に変更する
cd kube-prometheus
  1. 次のコマンドを実行して、エフェメラル Grafana Deployment をデプロイする
kubectl -n gmp-test apply -f https://raw.githubusercontent.com/GoogleCloudPlatform/prometheus-engine/v0.4.3-gke.0/examples/grafana.yaml
  1. ポートを転送して Grafana UI を表示する
kubectl -n gmp-test port-forward svc/grafana 3001:3000
  1. Cloud Shell エディタの「ウェブでプレビュー」アイコンを使用してポートを 3001 に変更し、Grafana ダッシュボードを表示する

タスク 6. Grafana

  1. ユーザー名 admin とパスワード admin を使用して Grafana にログインする

  2. 新しいパスワードの入力を求められたら、[スキップ] をクリックする

タスク 7. データソースを構成する

Prometheus UI を認証プロキシとして使用して Grafana で Managed Service for Prometheus に対するクエリを実行するには、新しいデータソースを Grafana に追加する必要があります。マネージド サービスのデータソースを追加する手順は次のとおりです。

  1. たとえば、URL http://localhost:3000 を参照して Grafana のスタートページに移動し、Grafana Deployment に移動する。

  2. Grafana のメインメニューから [Configuration] を選択し、[Data Sources] を選択する

[Configuration] メニューの [Data Sources] オプションが選択されている Grafana のスタートページ

  1. [Add Data Source] を選択し、時系列データベースとして [Prometheus] を選択します。

[Add Data Source] ページ

  1. [HTTP] ペインの [URL] フィールドに、Managed Service for Prometheus サービスの URL を入力しますPrometheus UI がポート 9090 で動作するように構成した場合、このフィールドのサービス URL は http://frontend.gmp-test.svc:9090 になります。

  2. [HTTP Method] フィールドで [GET] を選択します。

[Data Sources / Managed Service for Prometheus] ページ

  1. [Save & Test] をクリックし、「Data source is working」というメッセージを探します。

UI に表示される前述のメッセージ

タスク 8. Grafana のグラフ

これで、新しいデータソースを使用して Grafana ダッシュボードを作成できるようになりました。既存のダッシュボードを新しいデータソースにリダイレクトすることもできます。次のスクリーンショットが示しているのは、up 指標を表示する Grafana のチャートです。

新しいダッシュボード / 編集パネルのページに表示された Grafana のチャート

指標が表示されるか確認する

お疲れさまでした

Managed Service for Prometheus をデプロイする方法、指標をスクレイピングするためのセルフマネージドなデータ収集を作成する方法、Grafana を使用して Prometheus の指標データをクエリする方法を学びました。

次のステップと詳細情報

マネージドなデータ収集とセルフマネージドなデータ収集のどちらを選択するかを検討する際の考慮事項の詳細については、Managed Service for Prometheus を使用したデータ収集のドキュメントをご覧ください。

Google Cloud トレーニングと認定資格

Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。

マニュアルの最終更新日: 2024 年 4 月 18 日

ラボの最終テスト日: 2023 年 10 月 17 日

Copyright 2025 Google LLC. All rights reserved. Google および Google のロゴは Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

始める前に

  1. ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
  2. ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
  3. 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します

シークレット ブラウジングを使用する

  1. ラボで使用するユーザー名パスワードをコピーします
  2. プライベート モードで [コンソールを開く] をクリックします

コンソールにログインする

    ラボの認証情報を使用して
  1. ログインします。他の認証情報を使用すると、エラーが発生したり、料金が発生したりする可能性があります。
  2. 利用規約に同意し、再設定用のリソースページをスキップします
  3. ラボを終了する場合や最初からやり直す場合を除き、[ラボを終了] はクリックしないでください。クリックすると、作業内容がクリアされ、プロジェクトが削除されます

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ありがとうございます。

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1 回に 1 つのラボ

既存のラボをすべて終了して、このラボを開始することを確認してください

シークレット ブラウジングを使用してラボを実行する

このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウントの競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。