
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Create a chat app from a template
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Configure the user consent screen
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Google Chat bot は、組織のデータやサービスにアクセスする便利な手段として利用できます。ユーザーは、チャットを通じて bot と会話することができます。Google Chat bot を作成する方法の 1 つは、Google Apps Script を使用することです。この方法を行うと、ドライブ、Gmail、カレンダー、ドキュメント、スプレッドシートなど、他の Google サービスにも簡単にアクセスできるようになります。
このラボでは、Google Chat bot の概要を簡単に説明するために、Google Apps Script を使用してシンプルな Google Chat bot を作成します。
このラボでは、次のタスクを行います。
こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。
このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。
[Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。
[次へ] をクリックします。
その後次のように進みます。
その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。
bot を実装するには、Chat アプリ テンプレートを使用して新しい Google Apps Script プロジェクトを作成します。
この Google Apps Script ホームページのリンクをクリックして、Google Apps Script オンライン エディタを開きます。
[Google Workspace アドオンのスターター] で、[Chat アプリ](中級バージョン)をクリックします。
[無題のプロジェクト](現在の名前)をクリックします。
[プロジェクト名の編集] ダイアログで、プロジェクトの名前を「Friendly Bot
」に変更し、[名前を変更] をクリックします。
Apps Script bot と Google Chat のやり取りの多くはイベント駆動型です。ユーザー、bot、Google Chat の間のやり取りは、通常、次のような流れになります。
Google Chat では、Apps Script bot がリッスンできるイベントが 4 つ発生します。
ADDED_TO_SPACE
: このイベントは、人間のユーザーがチャットルームまたは DM に bot を追加したときに発生します。このイベントを処理するために、Apps Script で onAddedToSpace()
関数を定義します。REMOVED_FROM_SPACE
: このイベントは、ユーザーがチャットルームまたは DM から bot を削除したときに発生します。このイベントでは、Google Chat に対してレスポンスは返されません。このイベントを処理するために、Apps Script で onRemovedFromSpace()
関数を定義します。MESSAGE
: このイベントは、ユーザーが DM で直接、またはチャットルームの @mention で bot にメッセージを送信したときに発生します。このイベントに応答するために、Apps Script で onMessage()
関数を定義します。MESSAGE
イベント ハンドラのコードを確認するChat アプリ テンプレートには、イベント ハンドラを含むコードファイルが事前に入力されています。
Code.gs
ファイルをクリックして、事前入力されたイベント ハンドラを確認します。MESSAGE
、ADDED_TO_SPACE
、REMOVE_FROM_SPACE
イベントのイベント ハンドラに注目してください。これらのハンドラは、前述の特定の関数を実行して、Google Chat でのユーザー メッセージへの応答など、さまざまなタスクを完了します。
bot を実行してテストする前に、Google Cloud プロジェクトで Google Chat API を有効にし、bot を公開する必要があります。
このタスクでは、OAuth 同意画面の構成、適切な Google Cloud プロジェクトを参照するための Apps Script アプリケーションの更新、テスト用に bot を公開するための Google Chat API 構成の更新など、bot を公開するためのさまざまな構成手順を完了します。
Google Cloud コンソールで左上のナビゲーション メニュー()をクリックして、[API とサービス] > [OAuth 同意画面] に移動します。
[利用開始] をクリックします。
[プロジェクト構成] ページの [アプリ情報] で次の構成を行い、[次へ] をクリックします。
フィールド | 値 |
---|---|
アプリ名 | Friendly Bot |
ユーザー サポートメール | プルダウンからメール ID |
[対象] で [内部] を選択し、[次へ] をクリックします。
[連絡先情報] で、メールアドレス
ポリシーに同意し、[続行]、[作成] の順にクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
ナビゲーション メニュー()で、[Cloud の概要] > [ダッシュボード] をクリックします。
ダッシュボードで、[プロジェクト情報] セクションを見つけます。
次のステップでプロジェクトの構成に使用するためにプロジェクト番号をメモしておきます。
Apps Script エディタに戻り、Friendly Bot プロジェクトの [プロジェクト設定] に移動します()。
[Google Cloud Platform(GCP)プロジェクト] で、[プロジェクトを変更] をクリックします。
[GCP プロジェクト番号] に、先ほどコピーしたプロジェクト番号を入力します。[プロジェクトを設定] をクリックします。
Apps Script エディタで、画面右上の [デプロイ] > [デプロイをテスト] をクリックし、[ヘッドデプロイ ID] の横にある [コピー] をクリックして、テストデプロイのヘッドデプロイ ID を取得します。
Google Cloud コンソールで、ナビゲーション メニュー() > [API とサービス] > [ライブラリ] に移動します。
ライブラリで「Google Chat API
」を検索し、結果のリストから API を選択します。
このプロジェクトでは Google Chat API がすでに有効になっているはずです。有効になっていない場合は、[有効にする] をクリックします。
[管理] をクリックし、Google Chat API の [構成] タブをクリックします。
[構成] ダイアログの項目で次の値を設定します。
フィールド | 値 |
---|---|
アプリ名 | Friendly Bot |
アバターの URL | https://goo.gl/kv2ENA |
説明 | Apps Script lab bot |
機能 | [スペースとグループの会話に参加する] を有効にする |
接続設定 | [Apps Script] をオンにして、手順 1 でコピーしたヘッドデプロイ ID を [デプロイ ID] ボックスに貼り付けます。 |
公開設定 |
[保存] をクリックします。
変更を保存したら、[構成] ダイアログの上部までスクロールして、[アプリのステータス] を [ライブ - ユーザーが利用可能
] に更新します。
[アプリのステータス] フィールドを表示するには、ページを更新する必要がある場合があります。[アプリのステータス] の値がすでに [ライブ - ユーザーが利用可能
] に設定されている場合は、その値をそのまま使用できますが、次のステップで必ずページを再度保存してください。
最後のセクションでは、次の手順を完了して Google Chat で bot をテストします。
Google Chat のリンクをクリックして、Google Chat を開きます。
[チャットを開始] を選択します。
「Friendly bot
」を検索します。
検索結果で、先ほど作成した [Friendly Bot](Apps Script lab bot)を選択してチャットを開始します。
ダイレクト メッセージのスレッドが開き、DM への追加に対する bot からの感謝のメッセージが表示されます。
XXXXX さん、ダイレクト メッセージに私を追加してくれてありがとう!
この応答は、onAddedToSpace
という名前の関数によって開始されます。この関数は、bot がチャットスペースに追加されたという特定のイベントに応答します。
bot から、次のようなメッセージが表示されるはずです。
「Hello bot!」と入力しました。
この応答は、onMessage
という名前の関数によって開始されます。この関数は、ユーザーが bot にダイレクト メッセージを送信するという特定のイベントに応答します。
ユーザーのメッセージに返信する Google Chat bot を短時間で作成できました。
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2025 年 8 月 18 日
ラボの最終テスト日: 2025 年 8 月 18 日
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