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Looker で複数の Explore の結果を統合する

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Looker で複数の Explore の結果を統合する

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GSP856

Google Cloud セルフペース ラボ

概要

Looker の Explore は Looker のデベロッパーによって設計されます。Explore はデータ フィールドとデータテーブル間の定義された関係を使用して、データベース テーブルのデータを最適な方法で統合します。そのため、1 つの Explore を使用してデータを調べることをおすすめします。

ただし、Looker のデベロッパーが必要な関係を作成していない場合や、技術的な制限事項がある場合があります。そのような場合は、Looker で複数の Explore のデータ(さまざまなモデルやプロジェクトのデータも使用できます)を組み合わせて、データテーブルやビジュアリゼーションを作成することができます。

「統合された結果」機能を使用すると、Explore からクエリを作成し、他の Explore からクエリを追加して、統合された結果を 1 つのテーブルに表示できます。その後、データの検証、フィールドのピボット、ビジュアリゼーションの作成を行うことができます。

注: 「統合された結果」機能では、統合されたクエリごとに使用できるデータの上限は 5,000 行です。5,000 行を超えるデータを返すクエリを追加した場合、返された最初の 5,000 行のみが統合された結果に含められます。

クエリを統合する際は、まず 1 つの Explore から 1 つのクエリを作成します。次に、この最初のクエリに他のクエリを組み合わせます。

デフォルトでは、最初のクエリはプライマリ クエリとみなされます。Looker がデータを照合して統合された結果を作成する際は、追加された各クエリをプライマリ クエリと照合するため(他の追加クエリとは照合しない)、これは重要なコンセプトです。

そのため、クエリを追加するときは、必ずプライマリ クエリのディメンションと照合可能なディメンションを含める必要があります。

統合された結果の詳細については、異なる Explore からの結果を統合する方法に関するドキュメントをご覧ください。

目標

このラボでは、以下の操作を行って複数の Explore の結果を統合する方法について学びます。

  • プライマリ クエリと次のソースクエリを作成する
  • 統合結果を確認し、統合を行う
  • 統合された結果を編集する
  • 統合された結果をダッシュボードに保存する

設定

[ラボを開始] ボタンをクリックする前に

こちらの手順をお読みください。ラボの時間は記録されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] をクリックするとスタートするタイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しています。

このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。

このラボを完了するためには、下記が必要です。

  • 標準的なインターネット ブラウザ(Chrome を推奨)
注: このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウント間の競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。
  • ラボを完了するために十分な時間を確保してください。ラボをいったん開始すると一時停止することはできません。
注: すでに個人の Google Cloud アカウントやプロジェクトをお持ちの場合でも、このラボでは使用しないでください。アカウントへの追加料金が発生する可能性があります。

ラボを開始して Looker にログインする方法

  1. 準備が整ったら [ラボを開始] ボタン をクリックします。

    新しいパネルが開き、このラボで使用する一時的な認証情報が表示されます。

    ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。

  2. ラボの認証情報は左側のペインにあります(このラボの Looker インスタンスにログインする際に使用します)。

    注: 他の認証情報を使用すると、エラーが表示されたり料金が発生したりします
  3. [Open Looker] をクリックします。

  4. 提供されたユーザー名とパスワードを、[Email] フィールドと [Password] フィールドに入力します。

    重要: このページの [接続の詳細] パネルに表示されている認証情報を使用する必要があります。Google Cloud Skills Boost の認証情報は使用しないでください。ご自身の Looker アカウントをお持ちの場合でも、このラボでは使用しないでください。
  5. [ログイン] をクリックします。

    正常にログインすると、このラボで使用する Looker インスタンスが表示されます。

タスク 1. プライマリ クエリを作成する

複数のクエリの結果を統合するには、最初にプライマリ クエリとみなされるクエリを開始します。

  1. Looker のナビゲーション メニューで、[Explore] をクリックします。[FAA] で、[Flights] をクリックします。

  2. 左側のペインの [すべてのフィールド] で、[Flight Details] を開きます。

  3. [Carrier] と [Flight Num] をクリックします。

    選択したフィールドは、右側のペインでフィールド名をドラッグ&ドロップして並べ替えることができます。

  4. [Aircraft Origin] を開き、[City] をクリックします。

  5. [Flight Details] を開き、[measure] で [Cancelled Count] をクリックします。

  6. [Arrival Date] を開き、[Year] にカーソルを合わせて [Filter by field] をクリックします。

    [Arrival Date] プルダウン メニューが開かれ、[Year] オプションでフィルタボタンがハイライト表示されている

  7. [Filters] ペインで、[Flights Details Arrival Year] を [is in the year] に設定し、「2000」を入力します。

  8. [実行] をクリックしてプライマリ クエリの結果を確認します。

    2000 年のフライトの詳細とフライト欠航の合計数の結果が表示されます。

タスク 2. 次のソースクエリを追加する

プライマリ クエリを作成したら、別のソースクエリを追加できます。フライトデータはすでにあるので、フライト出発空港の空港情報と統合しましょう。

  1. プライマリ クエリの Explore の右上にあるペインで、[設定](設定 / 歯車アイコン)をクリックします。

  2. [結果の統合] をクリックします。[Explore を選択] ウィンドウが表示されます。

    [クエリを編集] ウィンドウで Explore が開き、プライマリ クエリに統合する新しいクエリを作成できます。

注: クエリを統合するために、Looker によってクエリの中から値が一致するディメンションが検出されます。値が完全に一致する共通ディメンションを少なくとも 1 つクエリに含めるようにしてください。

たとえば、両方のクエリに Date ディメンションがあり、一方のクエリでは値として「2017-10-01」が使用され、もう一方のクエリでは値として「October 2017」が使用されている場合、Looker はクエリの統合にこのディメンションを使用できません。
  1. [Explore を選択] ウィンドウで [Airports] をクリックします。

  2. [すべてのフィールド] ペインで [City] と [Average Elevation] をクリックします。

注: 統合された結果のためにソースクエリを作成する際には、プライマリ クエリのディメンションと完全に一致するディメンションを少なくとも 1 つ含めるようにしてください。
  1. [実行] をクリックしてソースクエリの結果を確認します。

    結果には、空港の都市と平均標高が表示されます。

  2. [保存] をクリックして、クエリをプライマリ クエリに統合します。

タスク 3. 統合ルールを確認し、統合を行う

Looker では、クエリの照合に使用する最適なディメンションが自動的に検出され、照合内容が [Merge Rules] セクションに表示されます。また、各クエリがプライマリ クエリとどのように統合されるかも示されます。

Looker がクエリとの照合に使用したディメンションを確認します。プライマリ検索では Flights に対して Aircraft Origin City を使用し、結合する 2 つ目の検索では Airports に対して Airports City を使用する必要があります。

  1. プルダウンを変更して、統合ルールで正しいディメンションが使用されるようにします。

    [Flights] フィールドで [Aircraft Origin City]、[Airports] フィールドで [Airports City] が選択されている [統合ルール] セクション

  2. [実行] をクリックして、統合された結果を表示します。

  3. [Airports Average Elevation] をクリックして、値を降順に並べ替えます。

  4. [ビジュアリゼーション] ペインを開き、さまざまなグラフ オプションをクリックして、統合された結果の有益なビジュアリゼーションを確認します。

タスク 4. 統合された結果を編集する

統合された結果の取得後であっても、統合されたクエリや、クエリの統合に使用されたルールを柔軟に編集できます。

プライマリ ソースクエリを編集する

目的地の空港に関する情報をソースクエリに追加しましょう。

  1. [ソースクエリ] ペインで、Flights の横にある歯車アイコンをクリックし、[編集] をクリックします。

    歯車アイコンの横に「プライマリ」というラベルが表示されています。

  2. 左側のペインで、[すべてのフィールド] をクリックします。

  3. [Aircraft Destination] を開き、[City] をクリックします。

  4. [実行] をクリックして、変更したプライマリ クエリの結果を表示します。

  5. [保存] をクリックしてプライマリ ソースクエリを保存します。

タスク 5. 統合された結果をダッシュボードに保存する

  1. [ビジュアリゼーション] ペインを開き、[テーブル] を選択します。

    テーブルを表示している [ビジュアリゼーション] ペイン

  2. [統合された結果] の Explore の右上にあるペインで歯車アイコンをクリックします。

  3. [ダッシュボードに保存] をクリックします。

  4. [タイトル] に「Flight Cancellations & Elevation」と入力します。

  5. [新しいダッシュボード] をクリックします。

    [新しいダッシュボード] ボタンがハイライト表示されている [このフォルダのダッシュボードに追加] ウィンドウ

  6. ダッシュボード名に「Airport Data」と入力し、[OK] をクリックします。

    [新しいダッシュボードの名前を入力してください] フィールドに「Airport Data」が入力され、[OK] ボタンがハイライト表示されている

  7. [ダッシュボードに保存] をクリックします。

  8. 上部のペインにある緑色のバナーで、[Airport Data] へのリンクをクリックして新しいダッシュボードにアクセスします。

    新しいダッシュボードには、[フォルダ] > [共有フォルダ] でダッシュボードをクリックしてアクセスすることもできます。

    [Airport Data] ダッシュボード

    [進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。 統合された結果とともにダッシュボードを作成する

お疲れさまでした

このラボでは、プライマリ クエリと次のソースクエリを作成し、統合結果を確認して統合を行い、統合された結果を編集し、統合された結果をダッシュボードに保存することで、複数の Explore の結果を統合する方法について学びました。

次のステップと詳細情報

Google Cloud トレーニングと認定資格

Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。

マニュアルの最終更新日: 2023 年 1 月 20 日

ラボの最終テスト日: 2023 年 1 月 20 日

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