
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Create multiple web server instances
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Create an Application Load Balancer
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Test the load balancer using a web browser
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このハンズオンラボでは、Compute Engine 仮想マシン(VM)上でレイヤ 7(L7)アプリケーション ロードバランサを設定する方法について学びます。L7 ロードバランサは HTTP(S) プロトコルを理解できるため、URL、ヘッダー、Cookie、リクエストのコンテンツなどのパラメータに基づいてルーティングを決定できます。これにより、アプリケーションのパフォーマンスと応答性が向上します。
Google Cloud でロードバランスするには、いくつかの方法があります。 このラボでは、次のロードバランサの設定について詳しく説明します。
基本的なコンセプトを理解できるよう、コマンドは手動で入力することをおすすめしますが、多くのラボでは必要なコマンドが含まれたコードブロックが用意されています。 コードブロックのコマンドをコピーして、該当する場所に貼り付けることもできます。
このラボでは、次のタスクの実行方法について学びます。
こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。
このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。
[Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。
[次へ] をクリックします。
その後次のように進みます。
その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。
Cloud Shell は、開発ツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。Cloud Shell を使用すると、コマンドラインで Google Cloud リソースにアクセスできます。
Google Cloud コンソールの上部にある「Cloud Shell をアクティブにする」アイコン をクリックします。
ウィンドウで次の操作を行います。
接続した時点で認証が完了しており、プロジェクトに各自の Project_ID、
gcloud
は Google Cloud のコマンドライン ツールです。このツールは、Cloud Shell にプリインストールされており、タブ補完がサポートされています。
出力:
出力:
gcloud
ドキュメントの全文については、gcloud CLI の概要ガイドをご覧ください。
デフォルト リージョンを設定します。
Cloud Shell でデフォルト ゾーンを設定します。
ゾーンとリージョンの選択の詳細については、Compute Engine のリージョンとゾーンのドキュメントをご覧ください。
このロード バランシングのシナリオでは、3 つの Compute Engine VM インスタンスを作成し、これらのインスタンスに Apache をインストールします。また、HTTP トラフィックがインスタンスに到達できるようにファイアウォール ルールを追加します。
以下のコードでは、ゾーンが tags
フィールドを設定すると、これらのインスタンスをファイアウォール ルールなどでまとめて参照できます。これらのコマンドにより、各インスタンスに Apache もインストールされ、インスタンスごとに固有のホームページが提供されます。
次のコードを使用して、デフォルト ゾーンに仮想マシン www1
を作成します。
次のコードを使用して、デフォルト ゾーンに仮想マシン www2
を作成します。
デフォルト ゾーンに仮想マシン www3
を作成します。
これらの VM インスタンスへの外部トラフィックを許可するファイアウォール ルールを作成します。
次に、インスタンスの外部 IP アドレスを取得してインスタンスが実行されていることを確認する必要があります。
次のコマンドを実行してインスタンスを一覧表示します。インスタンスの IP アドレスは EXTERNAL_IP
列に表示されます。
curl
を使用して、各インスタンスが実行中であることを確認します。[IP_ADDRESS] は、各 VM の外部 IP アドレスに置き換えてください。
[進行状況を確認] をクリックして、ウェブサーバーのグループが作成されたことを確認します。
アプリケーション ロード バランシングは Google Front End(GFE)に実装されます。GFE はグローバルに分散しており、Google のグローバル ネットワークとコントロール プレーンを使用して連携します。 URL ルールを構成して、ある特定のインスタンス グループに一部の URL をルーティングし、別のインスタンス グループには他の URL をルーティングすることができます。
グループに十分な容量があり、リクエストに適している場合、リクエストは常にユーザーに最も近いインスタンス グループにルーティングされます。最も近いグループに十分な容量がない場合、リクエストは十分な容量がある最も近いグループに送信されます。
Compute Engine バックエンドでロードバランサを設定するには、VM がインスタンス グループに属している必要があります。このマネージド インスタンス グループの VM で外部アプリケーション ロードバランサのバックエンド サーバーを実行します。このラボでは、バックエンド サーバーはそれぞれ独自のホスト名を提供します。
まず、ロードバランサ テンプレートを作成します。
マネージド インスタンス グループ(MIG)では、複数の同一 VM でのアプリケーション操作が可能です。 自動スケーリング、自動修復、リージョン(マルチゾーン)デプロイ、自動更新などの自動化 MIG サービスを活用することで、ワークロードのスケーラビリティと高可用性を実現できます。
作成したテンプレートに基づいて、マネージド インスタンス グループを作成します。
fw-allow-health-check
ファイアウォール ルールを作成します。
130.211.0.0/22
と 35.191.0.0/16
)からのトラフィックを許可します。
このラボでは、ターゲットタグ allow-health-check
を使用して VM が識別されます。
インスタンスが稼働し始めたので、次に、ユーザーがロードバランサに接続する際に使用するグローバル静的外部 IP アドレスを設定します。
予約された IPv4 アドレスを確認します。
ロードバランサのヘルスチェックを作成します(正常なバックエンドにのみトラフィックが送信されることを確認するため)。
バックエンド サービスを作成します。
インスタンス グループをバックエンドとしてバックエンド サービスに追加します。
受信リクエストをデフォルトのバックエンド サービスにルーティングする URL マップを作成します。
作成した URL マップにリクエストをルーティングするターゲット HTTP プロキシを作成します。
受信リクエストをプロキシにルーティングするグローバル転送ルールを作成します。
[進行状況を確認] をクリックして、L7 アプリケーション ロードバランサが作成されたことを確認します。
Google Cloud コンソールの [検索] フィールドに「ロード バランシング」と入力し、検索結果から [ロード バランシング] を選択します。
作成したロードバランサ web-map-http をクリックします。
[バックエンド] セクションでバックエンドの名前をクリックして、VM が正常であることを確認します。正常でない場合は、しばらく待ってからページを再読み込みします。
VM が正常になったら、ウェブブラウザで http://IP_ADDRESS/
に移動してロードバランサをテストします。IP_ADDRESS
は、前にコピーしたロードバランサの IP アドレスに置き換えてください。
ページを提供したインスタンスの名前とそのゾーン(Page served from: lb-backend-group-xxxx
など)を示すコンテンツを含むページがブラウザで表示されます。
[進行状況を確認] をクリックして、インスタンスに送信されたトラフィックをテストします。
このラボでは、アプリケーション ロードバランサを作成し、インスタンス テンプレートとマネージド インスタンス グループを使用してウェブサーバー インスタンスにトラフィックを送信する演習を行いました。
ロードバランサに関するその他のドキュメント:
Google Cloud にはヘルスチェック用のツールがあり、バックエンド インスタンスがトラフィックに適切に反応しているかどうかが判定されます。
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2025 年 7 月 18 日
ラボの最終テスト日: 2025 年 7 月 18 日
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